2007年08月05日

離婚カウンセリング 「 別れたい 」心理の裏側

子供の頃・・・

周りの大人達の口から「結婚は忍耐よ!」なんて言葉を、

誰でも一度は耳にした事があると思います。

・・・僕もそんな会話に、子供ながらに何かせつない気持ちになったのを覚えています。

確かに夫婦生活が長くなれば、「別れたい」と思う事は幾度となくあるものです。

大きな喧嘩をした時、相手の裏切りを経験した時、

愛情を感じられなくなったり、お互い理解し合えないと感じた時。

僕達の心は、怒り、悲しみ、寂しさ、色んな感情を抱えます。

そして、その感情が拭えなくなった時、絶望した時、

その人と別れるしかないと考え始めます。




自分が傷つけられた方なら・・・

 私の気持ちをまったく理解してくれない夫に対して、

 SEXをしてくれない夫に対して、

 浮気を繰り返す夫に対して、

心の中は怒りや絶望でいっぱいになっています。

では、なぜ心の中に、怒りや諦めの気持ちを抱えたのですか?

それは、その関係でずっと悲しみや寂しさを感じ続けていたからです。

そして、その悲しみに寂しさに耐えられなくなったのです。



自分が加害者の方だと言うなら・・・

 私の事をもっともっと理解してと責める相手に、

 受け入れてくれない事にずっと不満を抱えている相手に、

 自分が裏切ってしまった相手に対して、

ずばり、嫌〜な感じを感じています。

その嫌〜な感じは何でしょう?

普段、感じない様にしていても、心に向き合えば見えて来ます。

いつも責められている感じ、申し訳ないという気持ち、罪悪感です。

人はこの苦しい罪悪感という感情を出来るだけ感じない様に行動します。

妻と顔を合わしたくない・・・ 家に帰るのが億劫で・・・

そんな時、心の中では罪悪感があるのですね。

そして、その感情にもう耐えられないと感じた時、別れる事を考え始めます。



僕達がその人と「別れたい」と感じる時、

それは必ず心の中でもう耐えられない「感情」を抱えているのです。



そしてその苦しい「感情」をもう感じたくない。

その耐え難い「気持ち」と決別したいと思う時、

人はその相手と「別れるしかない」と考えるのです。



もし今、あなたが誰かと別れたいと感じているならば、

その行動が正しいとか間違っているという事ではなく、

あなたが「どんな感情」から逃れたいと思っているのか一度確かめて見て下さい。



寂しさ? 悲しみ? 罪悪感? 屈辱感? 無価値感?



本当はその感情とお別れしたいのではないですか?

その苦しみを癒したいのではないのでしょうか?




僕たち人間は、誰かを愛したとき、

自分の事以上にその人の幸せを願う生き物です。



そしてその人をパートナーとして選んだなら、

私がその人を誰よりも幸せにしてあげたいと感じます。



 僕と結婚してから、妻がいつもいつも不満ばかりを漏らしているとしたら、

 そしてその妻を見ても、ちっとも幸せそうに見えなかったら、

 僕の心の奥底は、いつもどんな感情で満たされているのでしょう?



 子供が欲しいと言う夫との間に、なかなか子供が授からないとしたら、

 私の心の中には、どれほどの大きな苦しい感情を抱えているのでしょう?



 子供の頃からずっとお金で苦労してきた妻を、

 豊かにしたいがために始めた事業が失敗したら、

 夫が耐えられなくなってしまうのは、どんな感情なんだろう?



 子供の頃に、両親の離婚で父が自分の家を去って行った経験がある女性にとって、

 夫の裏切りが、どれほど大きな彼女が痛みに膨らむだろう?



「別れたい」と感じているあなたも、

「別れたい」と言われているあなたも聞いてください。



僕たちは、人を愛する動物です。

そして人を愛するがゆえに、時には耐え難い痛みを感じることもあります。

また誰の心の中にも、過去から持ち続けてきた「痛み」があるものなのです。



あなたとその人との間で起こった出来事で、

心の奥底にある「痛み」が吹き出すこともあるのです。



そしてそれに耐えられないと感じた時、

人は、その人と「別れたい」「別れるしかない」と感じるのです。




その昔・・・ 耐え難い感情を感じていたとしても、

「離婚は許されない」「子供のために辛抱しなくてはいけない」と言う社会の観念が強かった時、

その感情を抱え続けながら結婚生活を続けていくしか選択肢が無かったのです。



それは決して、すべての人が幸せになれる方法では無かったでしょう。

そんな時代に「結婚は忍耐」でしかなかったかも知れません。



現在「離婚は絶対ダメ」という社会の観念もゆるぎ、

夫婦生活以前に、個人の幸せや感情を重きに考える時代になりました。

その頃よりずっと個人の幸せを大切に考える事が出来る社会に成長したのです。



今、夫婦で問題が起こった時、

「誰かが我慢して家族の幸せを守る」という選択しか無かった時代から、

「離婚してまずは個人の幸せを選ぶ」という選択肢も選べる時代になりました。



でも本当はもうひとつ選択肢があるのです。



僕たちが感じる「別れたい」という気持ちが、

「何かの苦しい感情から逃れたい」という心理であるとしたら・・・



その耐え難い「感情」ときちんと向き合い根こそぎ癒してしまう。

そんな方法がある事も知っていてください。



その人と離れる事で、痛みは少し見えなくっても、

心の中の「感情」は、また心の中に仕舞い込んでしまうだけなのです。






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Posted by naoto_tanimura at 10:45