2018年06月

2018年06月25日

カウンセリングケア 「  受 容  」


■ カウンセリング ケア ■

 このコーナーでは、カウンセリングを受けて頂いている皆様へ、

 カウンセリングで使っている言葉の説明や、その取り組みのプロセス、

 また、僕が日々気づいたことなどを中心にお伝えしていきたいと思っております。

 日々の生活でのヒントや、皆様の心のケアに役立てて頂ければ幸いです。



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一旦こころに取り組み始めると、

前に進むことや結果や変化を求めて、

自分に厳しくなり過ぎてしまっている時がある様です。



こころに取り組むとは、

・周りに見えるものから自分の心理を探ったり、

・心の深くにあるものに目を向けたり、

・誰かのことを受け入れようとしたり、

・許したり、コミットしたり、手放したり etc.



それはすべて、

自分が幸せになる。

もっと豊かになる。

もっと喜びに満ち溢れた人生にする。

という『目的』のために取り組んでいます。



こころに取り組むことは幸せになるための”手段”であって、

『何でも許せる人になる』ことが目的ではないし、

『何でも受け入れる事が出来る女性になる』必要もないのです。



あえて言えば、

今どうしても欲しい幸せが手に入るぐらいに、許せればいいし、

新しい幸せに目が向く程度に、手放せればいいわけです。



でもふと気が付くと、



『許すこと』が目的になってしまっていたり、

深層心理から『何かを見つけること』が目的になっていたり、

また手放さないと幸せにはなれない・・・

そんな気持ちになってしまっている事さえあります。



すると、

相手の傷つく行動に目を伏せても相手を受け入れようとしたり、

好きだと言う気持ちまで捨ててしまおうと努力したり、

怒っている気持ちを無視して許そうとしてしまったりします。



自分の傷ついた気持ちを置き去りにしたままで・・・


* *


カウンセリングでは『受容』ということをすごく大切にします。

受容とはどういう事かと言うと、

例えば、子供が学校や幼稚園で友達と喧嘩してきたとします。


・「喧嘩はいけない。今すぐ○○ちゃんに謝って来なさい」

といきなり言うのと、


・喧嘩になった理由や子供の気持ちを聴いてあげて、

その感情を受け止めてあげた上で、

「どうしようか?」って一緒に考えてあげるのでは随分違います。



前者のやり方が間違っているわけでは無いです。

でも同じ様に許したり謝ったりしたとしても、

後者の方が子供の心がすっきりしたり、

行動だけではなく心も一緒に、相手も自分も許せたり、

受け入れたり出来ている様な気がしませんか?



僕たちの心もこの子供が見せてくれている心の仕組みとまったく一緒なのです。

僕たちの傷ついている心を置き去りにしては前に進めないのです。



カウンセリングでイメージワークをしてもらう時がありますよね。

例えば彼を許そうとする時、

まず、怒っている私や泣いている女の子を受け入れ、

抱きしめてからその子と”一緒”に彼の元へ向かう。



この時も、自分を受容してから、

彼を許すという心の体験をして頂いています。

傷ついたり、嫌な感情を感じている自分を受け入れること。

そしてその自分が変容していくことが大切なのです。


* *


だからこころの取り組みをしているからと言って、

相手の行動に何も感じまいとする事もないし、

傷つかない自分になる必要もありません。



・身勝手な態度の相手に対して

・いつまで経っても帰りの遅い彼に対して

・冷たい態度の妻に対して

・家に戻って来ない夫に対して etc.



怒っていても傷ついていてもいいのです。



そしてもし、今自分に厳しくなり過ぎている様に感じたり、

傷ついた自分の気持ちを置き去りにしてしまっている様に感じたら、

時どきちゃんと自分に言ってあげてほしいのです。



「腹が立つね」

「悲しいよね」

「しんどいね」

「苦しいよね」

「寂しいね」

「辛いよね」

そして、「もう傷つきたくないよね」って。



そう自分に言ってあげるだけでいいのです。






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2018年06月18日

離婚カウンセリング 「 愛という観点から 」〜私の中のふたつの愛〜




愛とは?



その問いかけは壮大なテーマです。



それは一生かかって”学ぶ”ものかも知れないし、

もしくはもっとたくさんの生を生きて、

”思い出す”ものなのかも知れない。



私たちがいつも求め続けているものであるし、

でも誰かに愛は既に心の中にあるよと言われると、

その言葉もそれほど的はずれな事を言っている様には感じない。



見えるもの、感じるもの、触れるもの、etc.

愛とはそのすべてである。



そんな大きな意味でとらえた愛から目の前の物事を語ろうとすると、

幸せも喜びもまた悲しみも憎しみも、そのすべてが答えです。

となってしまいそうです。



なので、今回はもう少し身近で日々体感している愛を通して、

夫婦や好きな人との関係について考えて見ます。



* *



そもそも私たちは、パートナーでも好きな人でも大切な人を愛しています。

その人の幸せを願っているし、力になれる事があれば何でもしたいと思っている。



でも同時に自分も愛されたいと願っています。

それはいけない気持ちではなく、誰かを好きになれば自然に芽生える思いです。

ただその思いがあるから、心は葛藤したり、苦しくなったりもします。



・私を大切にしてくれていないと感じる相手に、

・自分の事しか考えていない様な行動をする相手に、

・別れたいと言い出した相手に、


対して、


寂しさを感じたり、憎しみを抱いたり、怒りを感じるのも、

愛されたいと言う思いがあるから感じるのでしょう。



私たちの心の中にはいつも、

相手の事を考えたり相手の幸せを願う気持ちと、

同時に愛されたいと言う思いその両方が存在しています。



両方の気持ちが同じ方向に向いている時は、

いわゆるラブラブだったり、仲の良い関係です。



例えば、

美味しい夕食を作って誉めてもらいたい私と、

美味しい夕食を食べたいと願っている夫が、

自分の心の中に存在しているのなら『はりきって料理を作る』

という方向で問題は起こらないわけです。



でも、愛されたいと言う『私への愛』と、

相手の願いや思いを叶えてあげたいという『相手への愛』が

それぞれが違う方向へ向かざるを得ない時、心の中に葛藤が生まれます。



・別れたくない私と別れたいと願っている相手。

・二人の時間を楽しみたい私と浮気を繰り返す相手。etc.



するとたちまち心の中は苦しくなって来ます。



『私への愛』を無視して『相手への愛』を選ぶと、

私が犠牲になったり我慢させる様に感じるでしょう。

でも反対に『自分の思い』だけを通してしまうと、

相手を犠牲にして、どこかで罪悪感を抱えてしまいそうです。



どちらへの愛も心の中にある私の思いなのです。

片方だけを見ないふりしても本当に納得行く答えは見つけられません。



それが別れや離婚など、これからの人生の方向を大きく決める選択ならば、

やはり時間をかけても、自分に向き合い、

私の”本当の気持ち”を見つけていく事が大切です。



●別れたくない。という気持ちは、

私にとって本当に大切な相手だからそう感じているのか、

ひとりになるのが恐いからなのか、

世間体なのか。



●二人で過ごしたいのは、

相手との時間が純粋に楽しいからなのか、

もしくは私が本当にしたい事を見なくて済むからなのか。



自分の心の中にある気持ちを直視する事は、しんどい事です。



でも別れたくないという気持ちの中に、

いろんな私の気持ちがあることに気付く事が出来ます。


またその気持ちをさらに見つめて行くと、

本当に私が求めていたものにたどり着く事もあります。



自分の中の気持ちも愛と同様で心の中に複数あっていいのです。

相手と純粋に一緒にいたいと言う気持ちと、

ひとりになりたくないという気持ちが両方あっていいのです。



そして、いろんな自分の気持ちを知った上で、

相手との関係を私はどうしたいのかを考えていければいいのです。



自分の本当にやりたい事を私にやらせてあげる事と、

別れたいと言う相手の願いが同じ方向であるならば、

別れることも二人の思いを叶える事になるでしょう。



自分のやりたい事と向き合いながらも、

相手との生活を望むのであれば、

相手を許すことに取り組む事も出来ます。



いろんな気持ちがあっても、相手と一緒にいたいなら、

相手の気持ちも理解した上で、

その人と一緒に居られる私になる取り組みをする事も出来ます。



そうすれば、私の中にあるふたつの愛を、

どちらも無視する事なく生かせるのではないでしょうか。



もちろんそんな簡単に答えが見つけらないかも知れない。

でも私の中にあるふたつの愛をどちらも無視しないで欲しいのです。

そしてその両方の愛を生かしてあげる方法を見つけて欲しいのです。



愛とは、

人でも自分でも私の中にある気持ちでも、

その存在を無視する事ではなく認める事だと思う。



私の中にある『私への愛』そして『相手への愛』。

そのふたつの愛をどちらも大切にしてあげてください。








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2018年06月11日

ときどきポエム   〜 少し自信をなくしてしまった時に 〜




仕事や自分がやって来た事に対して、

また愛する人や、大切な人に対して、

自信をなくしてしまう時がある。



一生懸命やってきた事に、結果が伴わなかったり、

一生懸命になってきた人に、喜んでもらえなかったり、

認めてもらえないって感じた時、やっぱり心は傷ついて落ち込んでしまう。



それが長年続けてきた事だったり、

長年愛し続けてきた相手だったりすると、なおさらでしょう。



そんな時僕たちはよく、

上手く行かなかった理由や自分の悪いところを必死に探したり、

または傷ついていない”ふり”をして歩き出そうとする。



でも僕は最近、

落ち込むって本当は大切な事なんじゃないかなって思う。

だってやっぱり悲しかったり悔しかったり、心は感じていると思うから。



もし僕たちの中に何かを感じている”心と言う名の子ども”がいたとしたら、

その子を無視したり、いきなりその子の悪い所ばかりを指摘しても、

その子と”一緒”に立ち上がったり前を向いたり出来ない様な気がする。



だから一人になった時、ちゃんと、しっかり落ち込んで、

その子が感じて来た悲しい気持ちや苦しいことを聞いてあげる必要がある。



そして時にはその子と一緒に泣いたり、わめいたりしてもいい。

その子の話をはじめから終わりまで聞いてあげてもいい。

それが言い訳に聞こえても負け惜しみに聞こえても、

何も言わずにただうなずいてあげる。


一生懸命だったのだから、

それはやっぱり強さなのだと思う。



そして時にはその子がしたかった事をいっぱいさせてあげよう。


好きな音楽を聴かせてあげよう。

好きな絵を描かしてあげよう。

好きな歌を唄わしてあげよう。

楽しいと思う事をさせてあげよう。


きっとずっと我慢して来たのだから。



そしてその子が遊び疲れて眠るころ、

あなたの心もきっとやすらいでいる。


誰のものでもなく、

あなたの好きな詩、あなたの好きな音、あなたの好きな色が、

あなたなのだから。



そしてきっと明日の朝、

その子とあなたは一緒にまた青空を見上げている。







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2018年06月05日

どうしていいかわからない時は『まず感じて見よう』




『どうしていいかわからなくなった時は、

心の中にあるものをまず”感じて”見よう』



私たちは毎日いろんな感情を感じながら生きています。



朝、目が覚めて『清々しい』と感じるのも、

『今日も仕事かあ〜』と少し重たい気持ちになるのも『感情』です。



その時に何を感じているのか、自覚している時も出来ていない時もありますが、

おそらく一日中何か『感情』を感じて生きているのではないでしょうか。



* *



仕事かあ〜と思いながらも、

少し余裕を持って早く家を出て見ると、

今日はすごくいいお天気で気持も良くて。



普段なら見過ごしている近所のお家の花に目が留まり、

そこに戯れているちょうちょにも気付き、

なんだか平和だなあ〜って感じているのも「感情」です。



穏やかな気分で駅に到着すると、

「急な架線工事で電車が10分ほど遅れています」

とのアナウンスが耳に入る。すると心の中は少し曇り始めます。



10分経っても電車が来ないと穏やかだった感情は焦りに変わり、

「工事に手間取って遅れは20分程度になる見込みです」

という二度目のアナウンスを聞いた瞬間には怒りに変わっています。



ね(笑)、

私たちはず〜と四六時中何かを感じながら過ごしているのです。

そしてそれは心地よい感情の時もあれば、そうでない感情の時もあります。



* *



どちらの感情にしても”感じられている”時は、

それほど大きな問題ではないのですが、

時に心のキャパを超えてしまう様な出来事に遭遇する事もあります。



・ここ数年会社の業績が悪くて、

もしかすると、近々大きなリストラがあるかも知れないと上司に告げられる。


・ずっと楽しみにしていた彼との旅行に、

「行けなくなった」とだけ書かれたメールが届く。


・昨日、遅い時間に帰って来た旦那が急に離婚してくれと言い出した。



心が急に大きな感情にさらされると、私たちはパニックになる事があります。



そしてなんとかもっと正確な情報を知りたいと躍起になったり、

相手の気持ちを確かめるために、何度も何度も連絡をしてしまったり、

自分の心の中にある感情をすべてメールに書いて送りつけたり。etc.



どんな時も、相手と話し合う事はとても大切な事ですし、

問題を解決していくためにはコミュニケーションが必須です。



でも、自分の気持ちを理解してもらう事だけを相手に押し付けたり、

自分が感じているものを、なんとか相手に変えてもらおうとしても、

上手くは行かないし、それはコミュニケーションとは言わないです。



こんな時はちょっとだけ”その行動”をするのを止めて、

少し立ち止まって自分の心の中に目を向けて見て下さい。



すると今、自分が絶対に感じたくない『感情』や、

向き合いたくない『気持ち』またどうにかしてほしい『感情』が、

何なのかが見えて来ます。



怖れ、不安、心配、みじめさ、怒り、絶望、寂しさ、罪悪感 etc.



それは、苦しくて泣き出してしまう様な気持ちかも知れません。

とても一人では抱えきれないと思う感情かも知れません。

もちろん、一人で無理だと言う時は、

カウンセリングで一緒に感じる事も出来ます。



そして『感情』と少し向き合って見るのです。

苦しいかも知れないですが、

何も行動しないでその感情を感じて見てください。



自分の感情を変える事が出来るのは本当は自分だけです。

感情は感じた分だけ解放して減らしていく事が出来ます。



苦しい感情を無くしてゼロにする事は出来ないですが、

感じまいとして目をそらしている時よりも、

感じた分だけでも心に隙間(余裕)を作る事が出来ます。



そしてその感情の奥に、

あなたの本当の気持ちがあるのです。

あなたが本当に望んでいるものが見えて来ます。

相手に伝えたいあなたの本当の気持ちも見えて来ます。



どうしていいかわからなくなった時、

何もしないでまずは自分の心の中の感情を感じてください。



その感情の奥に本当のあなたが隠れています。



あなたが本当に行きたい道に向かって歩き出したり、

あなたの本当の気持ちや伝えたい事を相手に伝える事の方が、

きっとあなたの望む結果に近づくはずです。





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